横紋筋融解症ガイドは、後遺症が重症になりやすい『横紋筋融解症』の症状と原因、治療について調べています。
横紋筋融解症の原因になるものは、事故や負傷などの外傷的要因と薬剤投与などの非外傷的要因によって発生すると考えられます。横紋筋融解症が発生すると、骨格筋が壊死を起こし筋細胞中の成分が血液中に浸出し、筋肉に障害が起きて筋肉痛や脱力感等の症状があらわれます。そして疼痛や麻痺・筋力減退・赤褐色尿などの自覚症状が起きてきます。
横紋筋融解症を認知しないまま繰り返し再発していると、筋萎縮、筋力低下などの障害を起こしますが、重篤な横紋筋融解症では、たった1回の発症で急性腎不全を起こすことがあります。
横紋筋融解症は、四肢の脱力、腫脹、しびれ、痛みなどの筋障害といった自覚症状が発症してもさらに放置した場合には、死に至る事が多い恐ろしい病気です。
また、比較的症状の進行が速く、早期発見・早期治療が間に合わない場合、治癒率が著しく低くなる病気なのです。
横紋筋融解症の診断は、血液検査(血液生化学検査)の結果、血中ミオグロビンが上昇し、クレアチンキナーゼ (CPK) などの筋原酵素も著しく上昇する事で判断できます。
CPKの上昇は運動後の筋肉痛と同じ値を示す場合がある為、診断時にはCPKの他に横紋筋融解症特有の数値を示していないかミオグロビン値や筋組織の所見も必要とされています。
横紋筋融解症の治療としては、水分補給や点滴による脱水症状の改善を先決し、薬剤投与による尿のアルカリ化を進めていきます。
また薬剤投与が横紋筋融解症の発症に関係あると疑わしい場合には、原因と考えられる薬剤の投与中止も行います。
横紋筋融解症を発症しても、早期発見が出来れば対処も早く、治りも早いわけですが、一度溶けだして無くなってしまった筋肉を元に戻すには相当の時間と努力が必要です。
しびれや麻痺等の運動障害がおこった場合、完治までは本当に長い道のりだそうです。
改善速度が一進一退を続けるそうなので、辛抱強くリハビリをつつける忍耐力も必要になるでしょう。
後遺症の程度は、腎機能にどれだけ障害が残っているか、による物がほとんどです。
ですから、腎臓の機能を向上(または維持)させる投薬と、筋肉を付ける為のリハビリ、むくみや痛みを和らげるためのリンパマッサージが効果的になります。