腕 痛み治療ガイドは、腕・肩・背中の痛みやしびれの原因や考えられる病気について調べています。
痛みやしびれを腕に感じる病気には、あらゆるものがあります。まずは痛みやしびれなどの症状の原因を知るために、症状についてきちんと把握しておきましょう。腕に痛みを感じ始めたのはいつからか、腕のどこに痛みがあるのか、腕が痛みを感じるのはいつ・どんな状態のときかなど、正確に医師に伝えることが、原因を早いうちに突き止めるのに役立ちます。腕の痛みの原因を知り、早いうちに治療を開始できるようにしましょう。
あらゆることが原因となり、腕・肩・背中に痛みを生じます。
腕の痛みなどの症状の原因が明確にわからないものは、「頸肩腕症候群」と呼ばれます。
「頸肩腕症候群」の特徴には、肩甲骨の付近(中でも僧帽筋の外側から前腕にかけて)の筋肉に、痛みや凝りが生じるという点があります。
肩甲骨だけじゃなく、肩、腕、首、手指などに、痛みやしびれなどの症状が現れることもあるようです。
症状としては、他にも、頭痛・吐き気・めまい・眼精疲労などというような、自覚症状が生じるケースもあるといわれています。
腕の痛みなどの症状がはっきりわかると、その症状に応じ、「頚椎椎間板ヘルニア」「胸郭出口症候群」「変形性頸椎症」「頸椎後縦靱帯骨化症」「五十肩」というような病名がつけられることになります。
腕の痛みの原因が明確でないときには、薬が投与されたり(消炎鎮痛剤、筋弛緩剤など)、外用薬(湿布など)が処方される薬物療法がとられます。
薬物療法の他にも、運動療法(体操など)、温熱療法(患部を温める)、理学療法(マッサージなど)というような治療が行われます。
■頚椎椎間板ヘルニア
ヘルニアにより神経が圧迫されることで起こる。
主な患部が上位頚椎である場合…首のしびれ、上腕部(親指から中指)など、腕の上半分のしびれ
主な患部が下位頚椎である場合…首のしびれ、腕の下側(小指から中指)のしびれ、胸から腰周辺のしびれ、足先のしびれ
■胸郭出口症候群
痩せ型でなで肩の女性に多い。
また、姿勢が悪い場合にも、この病気になりやすい。
上に腕を上げると徐々に手が冷たくなる。腕や手指が青白くなる。
首や肩、肩甲骨の周りに疼くような痛みがある。
■変形性頸椎症
初期症状には、肩こりや首の痛みがある。
症状が進行すると肩・腕のしびれ、後頭部の痛みなどが生じる。
さらに進行すると、手にしびれが起こり、細かい作業(ボタンかけなど)が困難になる。
また、歩行障害や排尿障害が現れることもある。
早いうちに治療を受ければ、症状の進行を止められる。
症状が重い場合は、手術を受けることになる。