爪 黒い線ナビは、メラニンが原因でできる『爪 黒い線』の悪性度や変化、黒色腫とホクロの違いとアジソン病について調べています。
爪にできる黒い線は、爪の根元の爪母や爪床と呼ばれる部分にホクロの元になるメラニンがあると現われます。皮膚にあるホクロはメラニン色素が1箇所に集まっている状態なのです。小さいころから思春期にかけて、爪の黒い線がハッキリと一本見えている場合は、ホクロによる黒い線だと判断してよいでしょう。
ホクロはメラニンが一か所に集まってできるもので、誰にでもあるものですし悪性のものではありません。
しかし、極まれにホクロから悪性の腫瘍が発生する事もある様です。
その様な色素産生細胞からできる悪性の腫瘍を黒色腫と言います。
爪の下や根元にあるホクロが、もしも悪性のものに変化した場合には、爪に現れていた黒い線の形が変わって来ます。
また、境目がはっきりしていた黒い部分からその周辺の正常な爪の部分に、黒い色が染み出して見えてきたら注意が必要です。
悪性のものになると、爪全体の変化もハッキリわかる様です。
普通のホクロから悪性の黒色腫に変化する事は非常にまれですが、機械的な刺激を繰り返し受ける事が発症のきっかけになるケースもある様です。
特に爪の黒い線の場合は、これを気にしてしまってナイフなどで削り取ろうとしたり、いじりすぎて爪の根元を傷つける行為が最もいけない事だと言われています。
昔から手のひらや足の裏のホクロは、刺激を受けやすい部分にあるので小さいうちに切除してしまうか、出来るだけ刺激しない様に注意した方が良いとされるのも、悪性に進化しない為の対処法でありました。
いずれにしても長い間変化の見られなかった爪の黒い線の色調や形態に変化が起こった場合は、直ちに専門医に相談する事をお勧めします。
爪に特徴的な症状が出る病気に、アジソン病というホルモン異常から起きる病気があります。
この場合は、黒い線が手の爪だけでなく足の爪にも現れ、1枚の爪に何本もできる事があります。
この病気は、副腎と言うホルモン臓器の働きが悪くなってしまう病気です。
進行すると全身の皮膚が黒くなってしまう病気で、爪には黒い線として現れてきます。
ゆっくりと皮膚の色素沈着が進みますので、気づくのが遅くなりがちですが、爪に関してはいつも目につく場所なので変化には気づき易いでしょう。
アジソン病はほとんど全ての爪に黒い線が現れるのが特徴で、手の爪や足の爪にも現れます。
メラニン等の局所的な原因で起こる黒い線の場合は、原因のある爪だけに黒い線が発生し、やがて消えていきますので、アジソン病との区別は比較的簡単です。