突発性血小板減少性紫斑病治療ナビは、「特発性血小板減少性紫斑病(誤:突発性血小板減少性紫斑病)」の原因(遺伝の有無など)や症状、用いられている治療法について調べています。
特発性血小板減少性紫斑病(誤:突発性血小板減少性紫斑病)の原因は、血小板に対する「自己抗体」ができ、血小板が脾臓で壊されるために、数が減少するのではないかと推定されているようです。しかし、何が元原因で「自己抗体」が生じるのに関しては、現段階では明確にされていないようです。この疾患は、ある特定の遺伝子異常によって発症するものではないようです。そのため、今のところでは遺伝するものではないとされています。
特発性血小板減少性紫斑病(誤:突発性血小板減少性紫斑病)では、はっきりとした基礎疾患や原因となる薬剤の関与がないにも関わらず、血小板が減少を見せます。
そして、あらゆる出血症状を引き起こしてしまう病気のことをさしています。
子供に多いのは、推定発病、あるいは診断から半年以内に治癒する「急性型」のようです。
一方、成人では半年以上遷延する「慢性型」が多い傾向にあるようです。
発症傾向については、小児(15歳未満)では男子が女子よりも1.5倍多いようです。
成人(15歳以上)では、女性に多く発症する傾向にあり、男女比は1:3となっています。
最も多い発症年齢は、小児では5歳未満であり、5〜9歳、10〜14歳の順で多くみられるようです。
成人の場合は、20〜40歳、50歳代以降に多い傾向にあると言われています。
なお、この結果は、平成17年に発表された全国集計によるものです。
特発性血小板減少性紫斑病の症状には、以下のようなものがあるようです。
・点状や斑状の皮膚にみられる出血
・歯ぐきからの出血・鼻血
・便に血が混じる、あるいは黒い便が出る
・尿が紅茶のような色になる(血が混じるため)
・月経過多
また、重症になると脳出血も見られるようです。
特発性血小板減少性紫斑病の治療では、まず、副腎皮質ステロイドが使われるようです。
それから、経過観察をしながら、少しずつ薬の量を減らしていくことが多いようです。
副腎皮質ステロイドの効果が見られない場合や、副作用が強い場合などは、脾臓の摘出手術を行うこともあるようです。
摘出手術も無効であれば、アザチオプリンやシクロホスファミドなどの免疫抑制剤を用いることがあると言われています。
他にも、一過性の効果しかないことが多いものの、有効率は高いことから、ガンマ・グロブリンを使用した治療も緊急時に用いられることも少なくないようです。
また、胃十二指腸潰瘍の原因となるピロリ菌という細菌を保有している患者については、抗菌薬で除菌するようです。
それにより、大半の患者で血小板数が増加するといわれています。