低位胎盤

低位胎盤と帝王切開

低位胎盤とは、胎盤が子宮口の近くにある状態をいいます。原因は胎盤の奇形など様々な事が考えられますが、理由が全く分からないケースも少なくはありません。初産の人よりも経産婦さんに起こる確率が高いのが特徴で、問題が無いケースが多いですが、酷くなると前置胎盤や大量出血を引き起こす可能性があります。そうなると普通分娩は不可能になり、緊急帝王切開などに切り替えなくてはいけない場合もあります。

40代・50代の白髪染め人気No1

検診で分かる低位胎盤

胎盤とは妊娠時に子宮内に作られる、赤ちゃんとお母さんを繋ぐ器官の事です。

胎盤は出産後、赤ちゃんの後に後産として出てきます。

この胎盤が子宮の真ん中から上のほうにあるのが正常な位置とされていますが、それよりも下の位置に胎盤がついてしまう場合もあります。

胎盤のある位置によって呼び方や対処方法が違ってきます。

子宮口のすぐ横にあるのが「低位胎盤」または「低置胎盤」といい、子宮口を一部塞いでしまっているのが「部分前置胎盤」、子宮口を完全に塞いでしまっているのが「全前置胎盤」です。

子宮口を完全にふさいでしまっている全前置胎盤の場合、出産の時に胎盤から先に排出されてしまうため、胎児の命が危険にさらされます。

出血の程度によっては、母体も危険な状態になる場合がありますから経過観察が重要になります。

全前置胎盤と妊娠後期で診断されたら、ほぼ帝王切開による出産になると考えて良いでしょう。

低置胎盤は主に中期の妊婦検診時に分かる事が多いでしょう。

胎盤が子宮口にかかっていない場合、妊娠が進むにつれて風船を膨らませるように大きくなる子宮とともに上へ位置が上がることもあります。

ですから胎盤の位置の変動があまりないとされる妊娠中期以降に、胎盤の位置の検査をします。

子宮口から5p以上上へ胎盤の位置が上がってくれると、胎児の出産時にも大量出血の可能性が低くなり、普通分娩も十分可能になります。

しかし、お腹がよく張ったり痛みや出血がある場合は、赤ちゃんが生まれる前に胎盤が子宮壁から剥がれてしまう症状の早期剥離を防ぐうえでも安静を強いられることもあり、場合によっては入院も必要になります。

胎盤の早期剥離は母子ともに危険な状態になる症状ですから、そうならない為にも定期的な検診は欠かさないようにしましょう。