S字結腸ガイドは、S字結腸にできるポリープや癌(ガン)の痛みなどの症状について調べています。また、S字結腸の場所についても調べています。
大腸のうち右腸骨窩から仙骨上端までの部分を「結腸」と呼びます。結腸はさらに、盲腸から右結腸曲の「上行結腸」、右結腸曲から左結腸曲の「横行結腸」、左結腸曲から左腸骨窩の「下行結腸」、そして左腸骨窩から直腸上端からの「S字結腸」に区別されます。胃→小腸(十二指腸、空腸、回腸)→大腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S字結腸、直腸)→肛門という順になります。また、S字結腸は、便が送り込まれる場所でもあります。
肉食中心の欧米人に多く見られるのが、直腸ガン・結腸ガンなどの大腸ガンでした。
かつては大腸ガンは日本人には少ないものだったのですが、今では肺ガンと同じくらい増えていると言われています。将来、男女問わず発症率第1位が大腸ガンになるのではないかと予想されています。
なぜこのようなことになってしまったのかというと、その原因は欧米化した食生活にあるようです。
動物性脂肪を摂取する量が増え、繊維質が不足していることに関係しているのです。
以前は、50歳以上に多いガンであり、若い世代には滅多に見られないという特徴がありました。
しかし、そうとは言えなくなる日も近いのではないかと言われています。
排便時の軽い痛みや出血が、直腸ガンの初期症状にあげられます。
痔の症状と似ているため、痔ではないかと思い込んでしまう方も少なくありません。
S字結腸ガンの場合、腸の内径がガンのために細くなります。
そのせいで、便の通りがスムーズにいかなくなり、便秘しがちになってしまうのです。
便秘薬を服用しても効果がほとんどないのは言うまでもありません。
同じ結腸でも、内径が細くなることはない上行結腸ガンでは、S字結腸のように便秘をすることはありません。
それどころか、下痢しがちになってしまいます。
また、軽い痛みも伴うようです。
このような初期症状は自覚しやすいものだと言えます。
それなので、できるだけ初期に検診を受けることが早期発見につながるといえるでしょう。
大腸ポリープは、年齢とともに増えます。
その場合、80%は腺腫で、好発部位はS字結腸や直腸のようです。
発症しやすいのは40歳以上の男性だと言われており、発生率は女性の2倍だという報告もあるようです。
ポリープが小さいものであれば、痛みなどの症状は滅多にありません。
内視鏡検査で直腸から盲腸まで調べた際に発見されたポリープは、すぐに切除されることになります。
また、大腸ポリープには遺伝的要素もあると考えられています。
家族にポリープが発見されたときには、早めに検査を受けるといいでしょう。