S状結腸

S状結腸ポリープから癌(がん)へ

大腸の内壁から異常な腫瘍ができ、腸管の内腔に向かって突き出てくる状態を「大腸ポリープ」といいます。大腸に生じる疾患の中でも、大腸ポリープは最も多く見られるようです。大腸ポリープが発生しやすいのは、S状結腸や直腸、左側結腸のようです。全体の70〜80%は、S状結腸と直腸に分布すると言われています。大腸ポリープが癌化するか否かは調べる方法がありません。そのため、全てのものは発見され次第切除されることになります。

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S状結腸捻転症と大腸がんの症状を知ろう

<S状結腸捻転症について>

S状結腸は腸間膜と呼ばれる腸を覆っている膜が長く、可動性に富んでいます。

そのため、腸間膜がよじれてS状結腸の血液の流れが上手くいかなくなり、複雑性(絞扼性)イレウスを来たすことがあります。

S状結腸捻転症は、慢性的な便秘の方やS状結腸の過長症の方に発症しやすいと言われています。

症状は、突然の腹痛や腹部膨満です。

特に腹痛は、とても激しいもののようです。

検査には、腹部レントゲンが行われます。

腹部レントゲンにより、拡張したS状結腸で診断がつくようです。

S状結腸捻転症は大腸内視鏡を挿入し、ねじれをとることでガスを出せば改善することもあります。

しかし、それでは改善しない場合、症状が重い場合などは緊急開腹手術が必要となります。

S状結腸捻転症は、適切な処置をとらなければ死に至ることもあるという、とても恐ろしい病気です。

早いうちに治療を開始しましょう。

<大腸がんについて>

大腸は臓器の中でも長いものです。

そのため、部位によって大腸がんの症状には違いがあります。

大腸がんでは、初期症状はほとんどないようです。

しかし、癌がだんだん大きくなると血便、排便異常、残便感、腹痛、下痢と便秘、腹部のはり、貧血症状などという症状が現れてくるようです。

がんができた場所が肛門に近いほど、血便ははっきりと赤い血液が付いた便になるので分かりやすくなるようです。

それなので、直腸がんでは、赤いはっきりとした血便が多く確認されるようです。

S状結腸がんの場合は、少し変色して黒っぽくなった血液がついた便となります。

盲腸がんや上行結腸がん、横行結腸がんなどというような肛門から遠い結腸がんでは、便に血液が混じってしまいます。

そのため、血便であることを見分けることが困難になるようです。

大腸がんが進行して肺や肝臓に転移してしまうと、呼吸が苦しい、咳が出る、背中やお腹が張るあるいは痛みがある、食欲減退、横断症状などの症状が出ることもあります。