卵巣 腫れる

検査でわかる卵巣の腫れ

何らかの機会に婦人科を受診した時、「卵巣が腫れている」と言われたことのある人は結構多いと思います。卵巣は、子宮を挟む形で左右に1個ずつあり、普段の大きさは親指の頭くらいです。それが、超音波で見てみると、水がたまった様に見えたり、3〜4センチ位になっていたり、それ以上の大きな塊になっていたり、と卵巣が腫れている状態にもさまざまな見え方があります。

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卵巣が腫れる原因

卵巣が腫れているからと言って、ほとんどの場合は自覚症状はありません。

検診で初めて「腫れている」と知らされるパターンが多いでしょう。

悪性のものを始めから疑っている場合の検査、つまり卵巣がんを疑う検査や極端に腫れの大きいもの意外なら、卵巣の腫れが見つかっても症状がなければ、経過観察で済むことが多いです。

卵巣が腫れる原因は色々ありますが、3センチ程度の腫れの原因で一番多いのが、排卵に伴う正常な腫れです。

毎月卵巣の中では卵子の元になる「卵胞」が成長していきます。

卵胞が2センチくらいになったところで、パンとはじけて卵が飛び出ます。これが排卵です。

排卵のときには卵が卵巣の壁を突き破って飛び出すので、卵巣からの出血すや痛みを感じる人もいます。

この時の出血や、排卵後に卵巣に残される「黄体」というものが、卵巣の腫れとして見えることがあります。

これが排卵に伴う正常な範囲の腫れとなるわけで、次の生理が来ると自然にしぼんでいくものです。

経過観察は1〜2ヶ月後の生理直後の時期に再度超音波検査をしてみて、腫れがなくなっていたら問題なし、という事になります。

正常な範囲の腫れ以外にも、卵巣の腫れの原因はありますから、それらをきちんと鑑別していかなくてはいけません。

生理直後の検査でも腫れが引かない場合やもっと詳しい検査が必要なときは、MRIや腫瘍マーカーの検査を追加します。

超音波やMRIでの見え方で、単純にお水がたまっているのか内膜症による腫れなのか卵巣がんの疑いがあるのかなどを詳しく診ていくことになります。

すぐに手術を考えるケースは、悪性の疑いが否定できない場合や大きさが5cmを越えていてどんどん大きくなっている場合、度々腹痛を起こしている場合と内膜症性の腫れで妊娠を望んでいる場合などです。

なぜ手術が必要なのか、手術せずに様子を見た場合のデメリットは何なのか、担当医師の話をしっかり聞いて、納得して治療を受けるようにしていただきたいと思います。