首リンパ腺ナビは、首リンパ腺の痛みや腫れに関する病気について調べています。また、首リンパ腺の場所ごとの名前についても調べています。
多くのリンパ腺が首にはありますが、その場所によって名前が異なります。うなじの真ん中の突出部の近くにあるリンパ節は「後頭リンパ節」と呼ばれ、頭頂部や後頭部表層のリンパが流れています。耳の後ろには「耳介後リンパ節(乳突リンパ節)」、耳の下には「耳介前リンパ節(耳下腺リンパ節)」があります。その部位によって、生じる病気や、その症状は異なっています。心配な症状があれば、そのまま放置せずに耳鼻咽頭科を受診しましょう。
首は、後頭部の髪の生え際、耳の前後に続いて、多くのリンパ節が集まっている場所です。首のリンパ節の腫れや痛み、しこりなどで考えられる病気はいくつかあります。
■化膿性リンパ節炎
・リンパ節の中で細菌が白血球などの攻撃に勝利すると、どんどん増加していきます。
それに伴い、首などのリンパ節の腫れも大きくなり、発熱や痛みを生じるようになるようです。
炎症が表面の皮膚にまで及び、熱を帯びて赤くなることもあります。
首のリンパ節炎の原因の多くが、上気道炎および扁桃腺炎を発症している、ブドウ球菌および溶連菌などのようです。
血液検査を行うと白血球数が増え、CRP、血沈などの炎症反応が上昇します。
この場合、抗生剤による治療を早い段階で行う必要があります。
■ウイルス性リンパ節炎
・この病気では、発熱・痛みともにたいしたことはないようです。
いくつかのリンパ節の腫れが通常のようです。
抗生剤による効き目はないものの、時間が経つと共に自然と腫れはひいていくようです。
■結核性リンパ節炎
・通常の抗生剤の効き目が見られない、リンパ節の腫れが長引いているなどという場合、この病気が疑われるようです。
そのときは、ツベルクリン反応をしておきましょう。
■亜急性壊死性リンパ節炎
・首のリンパ節が腫れ、痛みを伴います。
また、発熱も見られます。
原因は明らかにされていませんが、自然と治るようです。
しかし、最終的にはリンパ節の一部あるいは全部を採取し、顕微鏡で詳細を調べることで、診断が下されるようです。
■猫ひっかき病
・猫に引っかかれる、あるいは接触すると、その部位に発疹を生じます。
そして、その付近のリンパ節が腫れて痛みを伴うことがある病気です。
腫れは数ヶ月続きますが、これはバルトネラという細菌の感染によるもので、自然に治ると言われています。
抗生剤の効果は期待できないようです。