骨シンチナビは、がんの骨転移を調べる『骨シンチ』の検査方法と副作用、乳がんとの関連性について調べています。
骨シンチは放射線同位元素(RI)を体内に投与した後、取り込まれた放射性医薬品が放つ放射線から骨の画像を撮影する検査です。放射性医薬品と言うと副作用が怖そうですが、放射線同位元素は体内に取り込まれてもほとんど害がありません。
骨シンチの検査は、放射性医薬品であるラジオアイソトープ(RI)が含まれた薬品を静脈注射する事から始まります。
ラジオアイソトープが含まれている医薬品が全身に行き渡るまでにかかる時間は、2〜3時間と言われていますので、ほとんどの病院ではそのまま時間の経過を病院で待つことになります。
中には自宅へ帰宅して自由に時間を過ごしても良いとする病院もあるようですが・・・。
放射性医薬品が全身の骨に吸収された頃、横になった状態でシンチカメラを使用して全身を撮影します。
撮影時はX腺の検査と同様、金属製のものは取り外しておきます。
ジーパンやスカートのファスナーも、撮影の妨害になりますのでできるだけファスナーの付いていない衣服で検査されるのが良いでしょう。
薬は尿にも混入しますので、そのまま撮影すると膀胱が移ってしまい骨盤が写りにくい状態になってしまいます。
その為に撮影前には膀胱をからっぽにする必要がある為、必ずトイレに行っておきます。
また、撮影にかかる所要時間は、約10〜30分と言われています。
ラジオアイソトープは、骨の代謝や反応が盛んな場所に集まります。
その性質を利用して、骨にできた悪性腫瘍や炎症性疾患や骨折を見つける事ができます。
乳がんを患っている患者に対しては、骨転移が疑われる時や骨転移の治療の経過を見るときに行います。
乳がんは骨に転移しやすいがんと言われている為、骨シンチはしばしば行われる検査です。
骨シンチはがんの転移を全身にわたって調べることができる最新の検査方法です。
検査の際に使用する薬による副作用の心配はありません。
また、検査で受ける放射線の影響は、胸や胃のX線検査と同じ程度かそれ以下です。
しかも、放射線の量は時間とともに少なくなると同時に、身体の外へ尿や便として排泄されますので、身体への影響について心配することはありません。
妊娠中の方や授乳中の方は、かかりつけの医師とよく相談しましょう。