肝血管腫治療ガイドは、CT検査やMRI検査が必要となることもある「肝血管腫」の原因や治療法について調べています。また、大きさによっても異なる症状についても調べています。
肝血管腫は男女問わずに発生する肝臓にできる良性の腫瘍なのですが、こどもが発生することはあまりないようです。肝血管腫は、毛細血管が一部が肝臓の中に増え、腫瘍状に発育したものです。このような腫瘍が肝臓にできる原因は、解明されていないようです。しかし、こどもを産んだことのある女性はホルモンの影響を受けることで、大きくなりやすいという報告もあるようです。顔などにできることのある赤あざのようなものを思い浮かべてみてください。肝血管腫は、それが肝臓にできたようなものだといえるようです。
肝臓の中にできる良性腫瘍が「肝血管腫」と呼ばれるものです。
良性腫瘍の中で最も頻繁にみられるのが、この腫瘍のようです。
肝血管腫は血液を充満させた海綿状の血管成分が「おでき」のようになったもののようです。
小さいものでは数ミリ程度、大きいものだと10センチを超えるもの(巨大血管腫)として発見されることもあると言われています。
この腫瘍の多くは先天性のものであるようで、原因が何であるかは未だに明らかにされていないのです。
肝血管腫には、症状らしきものがありません。
そのため腫瘍の存在に自分で気づくことは困難であり、人間ドックなどで超音波検査などを行った際に偶然発見されることが多いようです。
超音波検査で肝血管腫が見つかった場合、典型的なものであれば「肝血管腫」と診断することができます。
しかし、他の悪性腫瘍と区別するためにはCT検査やMRI検査を受けなければならないケースも珍しくありません。
肝がんなどの悪性腫瘍と同様に、肝血管腫は周囲の肝臓よりも動脈血流が多いという特徴をもっています。
しかし、血流の速さや血管の構造は異なっています。
そのため、これらの外来検査で見分けられることが多いようです。
ただし、肝がんのできやすいウイルス性肝炎や肝硬変を発症している場合は、腫瘍が良性であると考えられても、経過観察は慎重に行う必要があることもあるようです。
肝血管腫は良性の腫瘍なので、特別な治療は施されません。
腫瘍が10センチを超えるほどの大きさになり、痛みを伴っていたり破裂を起こしたり、もしくは血小板数が低下したりする場合には、外科手術が必要となるようです。
肝血管腫と肝がんの形態は、非常によく似ていると言われています。
肝血管腫は4cm以下であるのが通常で、短い時間に劇的に大きくなったり小さくなったりすることはありません。
それに比べ、肝がんでは発育が早く、短期間であっという間に巨大化すると言われています。
肝血管腫が発見されたときに再検査をするのは、肝がんの存在を確認するためのようです。