看護必要度ガイドは、看護の評価基準である『看護必要度』の評価票とシステム、厚生労働省の目論みについて調べています。
「看護必要度」 は、看護サービスのより適切な評価のために開発された評価基準です。厚生労働省が平成20年4月に診療報酬体系の見直したことで、医療機関は、一般病棟入院基本料を申請するために全ての入院患者の「看護必要度」の高低を評価し、看護師の適正な配置と看護サービスの配慮が医療機関に求められる事になります。
看護必要度とは、具体的には「患者それぞれの疾患・病態の違いに基づく看護サービスの量を評価する指標」を表し、看護サービスの提供時間の割合や程度によって表されるものです。
2008年度の診療報酬改定においては、7対1入院基本料を算定するすべての病棟において「一般病棟用の重症度・看護必要度に係る評価票」を用いた患者評価を行うこと、と指示されています。
今までの基準看護は、患者数と看護者の比率だけで算定されてきましたので、患者数に比べ看護者の割合が多ければ、それだけ高い報酬がもらえてきたのです。
しかし、患者数は同じでも患者さんの病状、重篤度によって看護行為がどれだけ必要になるかが違ってくるので、同じ基準看護を取っていても、多忙極める病棟と、気分的にも肉体的にもゆったり業務をこなせる病棟と、極端に差が出てくるという問題が発生してきたわけです。
そこで、基準看護の算定を患者数と看護者の比率だけでなく、看護の量を計りその量を元に看護する側の必要な人数を測定しようというものが看護必要度になるわけです。
看護必要度を管理する評価票をコンピュータで管理するシステムも、関係各社の開発が進むところです。
システムの一例を挙げると、「UniCare/看護必要度管理システム」と言うシステムがあります。
病院特に病棟において、これまでの要求を踏まえた上で、特に操作性、集計機能の強化に主眼をおき開発したもので、安価で短期間に導入できるのが特徴です。
毎日、病棟の患者様一人一人の状態を「重症度・看護必要度に係る評価票」に、毎日手作業で記録・集計しようと思えば、大変な労力と時間がかかります。
看護必要度システムは、簡単なマウス操作で日々のチェック項目が入力でき、病棟の状態を把握できるように開発されたシステムなので、手書きで書く事を思えば大変な効率UPに繋がります。
激務だと言われる看護師の仕事が、この看護必要度の導入により軽減することが出来れば、厚生労働省の目論みも成功したという事になるのでしょう。