過敏性大腸炎治療ガイドは、便秘型・下痢型・下痢便秘型交替型がある「過敏性大腸炎」の症状や食事などによる治療について調べています。また、効果的な漢方薬についても調べています。
過敏性大腸炎に効果的だと言われている漢方薬がいくつかあります。便秘タイプには、桂枝加芍薬湯・カミセーヌ・シギロンなどが有効なようです。桂枝加芍薬湯がお腹が冷える方、カミセーヌ・シギロンは、精神的ストレスがある方に良いようです。下痢タイプには、ハンシャン・ゴレーンが効果を期待できるようです。便が柔らかい軽症の方にはハンシャンのみ、便が水のような方にはハンシャンに加えてゴレーンも併用すると良いようですよ。
近年、過敏性大腸炎の患者は増えていると言われています。
過敏性大腸炎はレントゲンや内視鏡などの検査を行っても、特別な異常は見られません。
腸に形態的な異常がないのに、腸が正常な機能を果たさないという病気なのです。
消化器科受診患者の半分近くは過敏性大腸炎であると考えられていますが、あらゆる検査で異常が発見されないので、適切な治療を受けられない患者も珍しくないようです。
過敏性大腸炎には、便秘型と下痢型、下痢便秘型交替型があります。
便秘型には、腹痛・便がスムーズに出ない・ウサギの糞のような便が出るなどというような症状があります。
腸の内容物を運ぶぜん動運動が低下してしまい、大腸のS状結腸に正常じゃない収縮運動が生じるため、このような症状が現れると考えられています。
下痢型では、慢性の下痢が続きます。
便に粘液が混ぜる場合もあります。
しかし、血便は見られず、下痢が原因で体重が落ちてしまうこともないようです。
腸の動きがよく、内容物が急速に運ぶぜん動運動が現れやすく、下痢になってしまうと言われています。
下痢が何日か続いた後、便秘になり、コロコロした便や細い便が出るというような症状を繰り替えるのが、下痢便秘交替型です。
吐き気・嘔吐・ガスが溜まるなどの症状の他に、疲労感、発汗、頭痛など自律神経失調の症状が現れることもあります。
また、抑うつ感、不安感などの精神症状が見られることもあるようです。
過敏性大腸炎の原因によって、治療法は異なります。
原因がストレスや特定の食品にある場合は、できるだけそれらを避けるように心がけてください。
便秘型の人は、適度な運動をすることで改善されることも多いと言われています。
また、食事の内容や仕方を気をつけることで、過敏性大腸炎治療につながることもあるようです。
1度に食べる量を減らし、食事の回数を増やすといいようですよ。
野菜などの繊維質の多い食事をすることで症状が改善されることもあります。
ですが、繊維質の摂取を増やすと腹部膨満などの症状が悪化してしまうこともあります。