いちご(イチゴ)状血管腫治療ガイドは、赤ちゃんにも見られる「いちご状血管腫」のレーザー治療をはじめ、原因や症状などについて調べています。また、いちご状血管腫の写真を掲載しているサイトについても調べています。
いちご状血管腫とは生まれてから数日〜数週後に現れる、急激に盛り上がってくる赤あざなのですが、どんな状態のものなのか想像がつかない方もいることでしょう。その外観が果物のいちごに似ているため、このような名前が付いたようです。いちご状血管腫の写真を掲載しているサイトもあります(http://www003.upp.so-net.ne.jp/onishi-iin/Pages/strawberry.html)。心配な方は、一度照らし合わせてみてはいかがでしょうか。
最も多くみられる血管の増殖性変化であるのが、表在性血管腫です。
イチゴ状血管腫とは、表在性血管腫のひとつであり、他にはサクランボ色血管腫などもあります。
この腫瘍は、皮膚の表面あるいは皮膚表面付近にできるものです。
その形態は赤く盛り上がっており、形が不規則な増殖物や母斑(ぼはん)です。
大きさは様々で、小さいこぶ程度のものもあれば、直径が約8〜10センチメートル程度の歪んだ形の腫れもののようなものもあるようです。
いちご状血管腫の多くは胴体にでき、数個のときもあれば数十個もできることもあり、何個できるかは一概には言えません。
この血管腫が何らかの害をもたらすことはありません。
しかし、もしも気になるのであれば、電気針やレーザーを使用して切除することが可能です。
イチゴ状血管腫の原因はまだ明らかにされていません。
しかし、何らかの原因で胎児期の発達段階にある血管を構成する細胞が残り、出生後に、母親から受けていた増殖抑制因子が欠乏して増殖するのではないかと考えられているようです。
生まれた直後には、いちご状血管腫は見られないようです。
赤い斑点が現れて広がり、盛り上がってくるのは、生後2週間〜1ヶ月ぐらい経ってからだと言われています。
赤ちゃんが生まれてから半年〜1年ほど経つとその勢いは弱まりを見せ、その後は少しずつ縮退していきます。
大体5〜6歳くらいまでには消滅することがほとんどんのようです。
自然と消えてなくなるものなので、今までは特別な治療は不要だと考えられていました。
しかし現在は、積極的な治療を症状が現れた段階で始めると、あざの広がりや盛り上がりを抑えることができ、短期間でキレイに治せると言われています。
いちご状血管腫の治療には、患部にパルス色素レーザーを照射し、異常な毛細血管を破壊するというレーザー治療法があります。
このレーザー治療に要する時間はほんの数分で、出血もないようです。
赤黒い跡ができるものの、数週間で消えるでしょう。
このレーザー治療は1〜2ヶ月の間隔を空けて何度か受けていくと、だんだん白っぽい部分が増え、色が薄まるようです。
1回の照射で消えるものではないということを、念頭においておきましょう。
ただし、血管腫が目の付近にあるものにはレーザー治療は行えません。
また、皮下にあるものにも不適のようです。
他の治療法としては、ドライアイスによる患部の凍結やステロイドの投与などが考えられています。