胃粘膜下腫瘍治療ナビは、胃粘膜下腫瘍の手術などの治療法をはじめ、原因や症状、鑑別診断について調べています。また、悪性胃粘膜下腫瘍についても調べています。
胃粘膜下腫瘍は小さいものであれば、その多くは良性であるようです。しかし、粘膜下腫瘍がだんだん大きくなるようなら、悪性化が疑われます。粘膜下腫瘍が3cmを超えるものや増大する傾向が見られるものについては、超音波内視鏡検査などを行われます。悪性が疑われる場合、手術を要することとなるようです。また、粘膜の下に病変の主体がある粘膜下腫瘍は、通常の内視鏡だけでは、診断が困難だと言われています。そのため、これらの腫瘍の鑑別診断には超音波内視鏡検査が有効なようです。
胃の粘膜層よりも深いところにある胃壁内の病変により、粘膜が胃の内腔に突出した隆起のことを「胃粘膜下腫瘍(いねんまくかしゅよう)」といいます。
その表面の多くは平滑であります。
しかし、くぼみや潰瘍があるケースもあります。
胃粘膜下腫瘍という病名のとおり、病変の多くは腫瘍性なのですが、それ以外の疾患も含んでいます。
病変が悪性であることは稀で、多くのものは良性のようです。
胃粘膜下腫瘍の原因は明らかにされていないものもあります。
寄生虫などによる好酸球性肉芽腫というようなものもあり、その原因は一概にはいえません。
腫瘍が小さければ自覚症状はなく、健康診断などで発見されることが多いようです。
心窩(しんか)部痛や腹部不快感というような症状が現れるケースもあります。
悪性のものでは、吐血や下血を生じることがあるようです。
それは、腫瘍が崩れて出血するためです。
胃粘膜下腫瘍の通常の診断では、胃X線や内視鏡検査が行われます。
病変が表面に潰瘍などを形成して露出しているケースでは、病理組織診断も可能なようです。
しかし、そのほとんどの病変は粘膜の下にあるので、表面だけをかじりとる通常の生検では診断が困難だといわれています。
それにより、病変の性質を詳しく調べるために超音波内視鏡検査が行われることがあります。
他に、腹部超音波や腹部CT検査などもあるのですが、病変が3cm以下では診断が困難だと言われています。
腫瘍の大きさが4〜5cmを超えると悪性腫瘍であることが多いようです。
そのときには、手術が必要となります。
腫瘍が4cmに満たない場合は、定期的に経過観察をすることになるでしょう。
腫瘍の大きさや形態が経過観察中に変化するようなら、手術が必要となる可能性もあります。
手術は、腫瘍の部分のみを切り取る胃部分切除術が行われるのが通常です。
また、胃壁の筋層よりも浅い場所に病変があるときは、内視鏡で摘出できることもあるようです。