胃アトニー

胃アトニーの治療法

胃アトニー自体がそれほど重要視されることはありません。具体的な治療も必要ないようです。しかし、自覚症状が長期にわたり、気になるようなら精密検査を受けることがすすめられています。治療のほとんどは食事療法です。胃に負担をかけないような食事をし、十分な栄養を摂りましょう。水分摂取は減らし、消化のよいものを積極的に摂るといいですよ。アルコール類も控えめにしましょう。また、なるべく神経を胃からそらせ、適度な運動をするといいようです。

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胃アトニーに効果的な漢方療法

胃アトニーの自覚症状の多くは、上腹部のもたれ感です。

胃アトニーがあると体重が減るといわれていますが、これは胃アトニー自体が体重減少させているわけではなく、食事の量が減ることに原因があります。

食事をすると胃もたれを起こすため、食事を制限する方が多いのです。

ゲップをしたりむかつき感があるなどが胃アトニーの特徴で、嘔吐してしまうことは滅多にないようです。

胃アトニーが重くなれば、頭痛・めまいを生じるケースもあるようです。

痩せていてお腹の筋肉が柔らかく、症状が重い方は、胃の形が腹の上から見てもわかることがあります。

特に、食後に下腹部が強く膨張してくることが多いようです。

また、身体を動かすとおなかがゴロゴロ鳴る、膨くらんだお腹を軽く叩くとポンポンと音がすることもあるようです。

また、10〜20歳の人で、十二指腸潰瘍の縮小によって、幽閉や十二指腸球部の通過が悪くなって胃拡張を起こし、胃アトニーになることもあるようです。

胃アトニーの治療には、胃下垂と同じ漢方薬が効果的なようです。

特別な治療は必要とされない胃アトニーですが、少しでも改善したいという方は、漢方療法を検討してみてもいいかもしれません。

胃アトニーや胃下垂に用いられる漢方を調べてみました。

■六君子湯

・胃腸が弱く、脈、腹ともに軟弱で、みずおちのあたりにつかえる感じがあり、手足が冷えやすい人に用いる。

■人参湯

・みずおちがつかえ、下痢、胃の痛み、嘔吐などの胃腸症状がある、食欲不振、冷え症、尿量多いなどのような人に効果的。

■平胃散

・軽症の胃アトニー症で、みずおちのあたりがつかえる感じ、腹中雷鳴などがあり、脈も腹部もそんなに虚弱ではないものに用いる。

■真武湯

・体力がやや衰えている、胃腸に水分がたまる、尿が滞るなどというような人に用いる。

この他にも、胃アトニーに効果がある漢方には、「半夏白朮天麻湯」「真武湯」「茯苓飲」「丁香茯苓湯」「参苓白朮散」などがあります。

症状によって選んでください。