皮膚 構造

皮膚の内部構造

皮膚の内部の構造は大きく3つのパートに分けることができます。外界と直接接している「表皮(ひょうひ)」、その内側に位置し表皮と非常に強い力で接着している「真皮(しんぴ)」、更にその内側にあり、真皮と筋肉の間に位置している「皮下脂肪組織(ひかしぼうそしき)」です。

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皮膚の構造と機能

皮膚の3層構造の最も外側にある表皮は、薄くて丈夫な層です。

表皮の上にある角質層は、水をはじき傷付いていない正常な状態ではほとんどの細菌やウイルス、その他の異物が体内に侵入するのを防いでいます。

表皮の下には皮膚の内側にある筋肉や神経、血管といった器官がありますが、それらを外傷から守る働きもしています。

表皮の表面はケラチンという丈夫な繊維質のタンパク質でできている層があります。

手のひらや足の裏のように常に刺激を与えられる部位では、丈夫な皮膚で保護する必要がありますが、そこは表面のケラチン層が他の部分よりも厚くなっています。

表皮の下には真皮があります。

真皮は線維組織と弾性組織でできた厚い層で、ほとんどがタンパク質のコラーゲンとフィブリンから構成されており、この層が皮膚に弾力性と強さを与えています。

真皮内には4つの構造物に大きく間質成分、細胞成分、脈管・神経成分、皮膚付属器成分の4つに分けられます。

真皮は皮膚の中で最も様々な構造物が含まれている部位で、神経終末、皮脂や汗の分泌腺、毛包、血管があります。

神経終末は外界からの刺激を感じ取る働きがあります。

皮膚には他の部分より神経が多く集まっているので、刺激に非常に敏感です。

手の指先や足のつま先等は、怪我ややけどをするとズキズキと痛みが酷いですよね。

汗腺は、熱に反応して汗を出す所で、夏等の暑い時期には汗が皮膚から蒸発すると事で体温を下げる役割があります。

脂腺は皮脂を分泌します。

皮脂には、皮膚をうるおいのある柔軟な状態に保つ働きと、異物に対する保護膜としての働きがあります。

真皮にある血管は、皮膚に栄養を与えるとともに体温を調節する働きをしています。

厚さや熱を感じると、血管が拡張してたくさんの血液が皮膚表面を循環し、皮膚から体温が発散されるのです。

逆に寒さを感じると血管は収縮し、体温を逃さないように働きます。

皮膚にある神経、汗腺、脂腺、毛包、血管の数は、体の部位によって違っています。

例えば、顔や体にはたくさんの汗腺や脂腺がありますが、足の裏は非常に少ない数しかないと事からも理解していただけるかと思います。

皮膚の最も深い部分にあるのが皮下脂肪組織で、真皮と筋肉の間に挟まれています。

皮下脂肪組織の主な役割は中性脂肪を蓄える働きがあります。

その他、外的圧力に対するクッションの役割をしたり、体温の保持を行うといった役割も果たしています。