皮膚 はたけ治療ガイドは、白く粉を噴いている症状が特徴的な『皮膚 はたけ』の原因と改善方法について調べています。
はたけとは、皮膚病の名前で主に中学生以下の子どもにできます。頬や目の周りの皮膚が周りよりやや白くなり、表面にぬかのような細かい鱗屑がついている状態が特徴の皮膚で、まれにかゆみがある場合もありますが、軽い事が多いでしょう。原因ははっきりしていませんが、軽い炎症性の変化か角化異常と言われています。
顔に白く粉をふいたような斑紋ができる「はたけ」は、医学的には顔面単純性粃糠疹(ひこうしん)と呼ばれます。
はたけを発症するのは小児が圧倒的に多く、学童期にかかる事が多いです。
かつてはしらくも(頭部浅在性白癬)との合併症が多かったこともあり、顔面の白癬菌感染(顔面白癬)と考えられていましたが、その後白癬との関係はないものとされています。
はたけの発症原因は現在でもよくわかってはいませんが、乾燥や太陽に当たる事などによる刺激が患部に軽い炎症を起こし、その炎症が皮膚の色素を作る機能を低下させる事で、患部の脱色を起こすと考えられています。
患部表面に認められる粉のようなものは、角化異常により剥離した角質で、鱗屑(りんせつ)と呼ばれています。
アトピー性皮膚炎の子どもに見られることが多いので、軽い湿疹性の病変と考えることもできます。
はたけは皮膚の乾燥しやすい秋から冬の時期に発症、増悪します。
初期ではかゆみや痛みなどの自覚症状が無い事が多い為に気づかれにくく、周囲の皮膚が日焼けし、相対的に色素の少ない患部の白さが目立つようになる夏から秋に発見されることが多いようです。
はたけは思春期ごろまでには自然に消えてなくなる事が多いため、治療の必要は無いという意見もありますが、一般的には患部の保湿と炎症の抑制を目的に、外用剤を使った治療が行われます。
保湿剤として具体的に挙げると、ワセリン、尿素含有軟膏(商品名:ウレパール他)、ヘパリン類似物質軟膏(商品名:ヒルロイド他)などが使用されます。
角化異常改善のために、ビタミンA軟膏(商品名:ザーネ)も使用されます。
抗炎症剤としては、主に非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が使用されます。
炎症が軽度である事から原則としてステロイド外用剤は使用されない事が通常です。
NSAIDs 含有外用剤は、抗炎症効果が弱いため使用される症状は限られますが、皮膚のはたけのようなステロイド剤を必要としない軽度の皮膚炎、ステロイド剤が使用できない場合や使用量を減らしたい場合、帯状疱疹の疼痛緩和などに使用されます。
ただ、外用剤には即効性は無いので、はたけ特有の脱色斑が消えるまでには少なくとも2〜3ヶ月が必要となります。