臍ヘルニア

臍ヘルニアとかん頓

臍(へそ)ヘルニアは生後2週から1カ月ころの赤ちゃんのおへその突出として診断されます。ほとんどの臍ヘルニアが1歳までに自然に治るので、1歳をすぎるまでは特に治療の必要はなく経過観察で良いとされています。また嵌頓(かんとん、脱出した腸などが戻らなくなること)は、臍ヘルニアにおいては頻度が少ないことも治療を急がない理由の一つです。

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臍ヘルニアの手術

臍ヘルニアは、へその尾がとれたばかりの赤ん坊のへその真下にある筋肉がまだ完全でないため、泣く時に力んだ時にその下の腸が盛り上がって、へその真下の筋肉の隙間からへそを押し上げることで発生します。

臍ヘルニアは生後2週間から1ヶ月くらいの間に発生するとされ、へそ下の筋肉が完全になる1歳までには放置しておいても自然に治ってしまいます。

病院のデータによっても異ってきますが、10%程度の赤ん坊に発生するというデータもあります。

いわゆる脱腸と呼ばれる腸ヘルニアの場合、かん頓といって突出した腸が自然の元に戻る事はないのですが、臍ヘルニアの場合はかん頓が発生する割引は低いとされています。

臍ヘルニアの子供が一歳を過ぎても自然に治る様子が見られない場合、手術が必要になります。

つまり、臍ヘルニアにおいて手術が必要になるのは、1歳を超えてもヘルニア状態が残っている場合になります。

かん頓の症状が現れる臍ヘルニアの特徴は、出たへそが堅くしこりのようになったり、赤く腫れたようになります。

臍ヘルニアの手術は、筋肉の穴を閉じるとともに臍のへこみを人工的に作る方法を取る事が多いようです。

案外人工的にへこんだ臍を作るのは、結構高い技術力が必要になります。

手術後の傷痕ですが、臍の中で切りますので傷は残りません。

大人にも臍ヘルニアが発生する場合があります。

大人の臍ヘルニアといえば、主にお腹の大きくなった妊婦に頻繁に見られます。

原因は妊娠によりお腹が前へせり出す事だと考えてよいでしょう。

大抵の場合は、出産後元に戻ることが多いのですが、稀にそのまま「でべそ」の状態になってしまう方もいるみたいです。

どうしても気になるようであれば、美容外科で手術を受けるという選択肢もあります。

以前は臍ヘルニアの治療法として絆創膏などでへその上から圧迫する方法も取られていました。

五円玉などの硬貨を押し当てて引っ込めるようにする民間療法もあったそうです。

しかし、効果は不明ですし、ばい菌が入る可能性があるので現代ではしない方がよいでしょう。