壊死性リンパ節炎治療ナビは、壊死性リンパ節炎の原因や治療法について調べています。また、腫れなどの症状についても調べています。
1972年に壊死性リンパ節炎は、 菊池らにより報告されています。原因不明の高熱とリンパ節の腫れをきたすという病気です。名前だけ聞くと恐ろしいように思えますが、1〜3ヶ月ほどで良好な経過をとる良性のリンパ節疾患です。ウィルス説、アレルギー説、局所の異常免疫反応説などが原因に考えられていますが、壊死性リンパ節炎の明確な原因は未だにわかっていないようです。
壊死性リンパ節炎の発症年齢は、4歳〜75歳と幅広いものとなっています。
傾向としては比較的若年層に多いようです。
最も多いのは10〜30代の女性であり、男女比は1:2〜3だと言われています。
発熱やリンパ節の腫れが、壊死性リンパ節炎の主な症状のようです。
それ以外では、皮膚の発疹も見られるケースがあるようです。
1週間ほど、38度以上の発熱が続くこともあるようです。
治療をしなければ、その熱は1カ月近くも下がらないこともあると言われています。
風邪のような症状の後にリンパ節の腫れが起きることが多く、その場所のほとんどは首のリンパ節が圧倒的なようです。
その次に脇の下のリンパ節に多いようです。
ほとんどの場合、痛みを伴うと言われています。
発疹は一時的なものであり、出る時期は定まっていません。
しかし、持続的な高熱や強い症状はある場合に多いようです。
他にも、扁桃腺が腫れることもあるようです。
治療には、鎮痛解熱剤や抗炎症剤が用いられるようです。
一般的に、抗生剤の効果はありません。
この病気は予後良好であり、1〜3ヶ月ほどで治癒すると言われています。
しかし、再発をすることもあります。
末しょう血の白血球が減る傾向にあるようです。
その状態は数日〜数十日続くようです。
ですが、症状が回復すると共に、正常値に戻るようです。
また、肝機能の働きを示す酵素ALTやAST、LDHの上昇や、赤沈の促進、炎症反応を示すCRPが上昇することもあると言われています。
壊死性リンパ節炎の診断は、特徴のある臨床症状、検査などに応じて行われることになります。
組織の一部を取るリンパ節生検を行い、最終的な診断を下す必要があるケースもあるようです。
伝染性単核球症(EBウィルス感染症)、サルコイドーシス、結核性リンパ節炎、血球貪食症候群、トキソプラアズマ感染症などが、鑑別診断としてあげられています。