腸ろう

腸ろうと胃ろうの適応の違いについて

最初に造設されるのは、胃ろうになります。胃を手術していたり進行性の胃がんがあったりするなど、何らかの事情により胃ろう造設が不可能の場合、腸ろうが造設されます。一度胃ろうを造設したものの、嘔吐や誤嚥が見られる、胃ろうの周囲から激しく流動食が漏れるなどという状況があり、いかなる対策を施しても改善されないときには、胃ろうの瘻孔を使って腸ろう化して改善することもあるようです。また、腸ろうの挿入は自宅ではできません。

40代・50代の白髪染め人気No1

腸ろうの管理方法と手術

経管栄養法の一つである腸ろうは、胃癌などで胃を切除しているなどの理由があり、胃ろうを造設できない場合に行われます。

稀ではありますが、腸が胃の上におおいかぶさっている場合にも、腸ろうが用いられます。

腸ろうの造設には、腸の部位によってはお腹を5〜8cmほど切らなくてはなりません。

通常の外科手術になり、全身麻酔をして行うこともあるようです。

胃ろうではワンクッションを置いて腸に栄養剤が入りますが、腸ろうでは栄養剤が腸に直接入ってしまうことになります。

そのため、胃ろうよりも下痢を起こす可能性が高くなります。

交換をするときも胃ろうに比べ手間がかかり、入院が必要です。

■腸ろうの管理について

まだろう孔が完成していないときには、過酸化水素水とぬるま湯を同じ量混ぜた消毒液に浸したガーゼで、ろう孔と栄養チューブをきちんと拭いてください。

スキンディスクのある栄養チューブを使用している場合は、スキンディスクの下も麺棒で丁寧に拭きましょう。

この際、栄養チューブを引っ張ってしまわないように気をつけてください。

ろう孔は十分に乾燥させなくてはなりません。

入浴が可能な場合は、専用の保護フィルムを用いて防水しましょう。

通常、術後2週間ほどでろう孔は完成します。

ろう孔が完成した後は、いつも清潔に保つ必要があります。

ろう孔の周りの分泌物・栄養剤の汚れは、ガーゼなどの柔らかい布をぬるま湯で濡らし、拭き取ってください。

医師から許可があるのであれば、入浴することも可能です。

ろう孔が完成していれば、ろう孔に防水を施す必要はないようです。

石鹸は刺激の少ないものを選び、ろう孔の周りを丁寧に洗ってください。

入浴後には、水気をタオルで十分に拭き取って、自然乾燥させます。

腸ろうも胃ろうの扱い方とほぼ同じです。

ただ、流動食を落とすスピードと閉塞には気をつけなくてはなりません。

流動食は遅めのスピードで開始してください。

一度ろう孔が詰まってしまうと、交換は容易ではありません。

詰まってしまわないように、くれぐれも気をつけましょう。