直腸カルチノイド治療ナビは、直腸カルチノイドの症状、手術をはじめとする治療法について調べています。また、直腸カルチノイドの転移についても調べています。
カルチノイドができると、それがセロトニンを分泌し、異常発汗、動機、顔面蒼白などの症状が現れるようです。これは、「カルチノイド症候群」と呼ばれるものです。ただし、直腸カルチノイドでは、このような症状が起こることは滅多にないようです。腫瘍が大きくなって表面に潰瘍が生じると、血便を起こすようになります。診断は他の症状で大腸内視鏡検査を受けたとき、偶然発見されることが多いといわれています。
消化管や気管に好発する上皮由来の腫瘍が、「カルチノイド」と呼ばれるものです。
「カルチ」とは「ガン」を意味し、「ノイド」には「類」という意味があります。
つまり、「ガンもどき」ということになります。
医師の中には、「カルチノイド」という言葉を嫌い、使用しないという人もいるようですね。
「ガン」と「カルチノイド」は、異なるものです。
外胚葉由来の腫瘍であるのがガンです。
消化管のガンの多くは、消化管の一番内側の「粘膜」から生じると言われています。
その一方で、カルチノイドは内分泌細胞由来の潰瘍なので、起源が異なるということになります。
カルチノイドは大腸ではとくに直腸に多いようです。
粘膜下腫瘍の形を取ります。
大きなものは転移するため、悪性腫瘍と考えられています。
治療方法では、カルチノイドが良性であれば内視鏡切除が行われます。
悪性のものについては、原則として外科手術が必要となります。
内視鏡で良性だということが明確な場合は、粘膜切除術が行われるようです。
ただし、1cmに満たないものでも、切った断面にカルチノイド細胞が残ることがあります。
そのため、顕微鏡検査の結果により、再発の有無について十分に注意し、定期的に内視鏡を受けなくてはなりません。
カルチノイドが1cm以上2cm以下である場合は、筋層まで入っていることが少なくありません。
それなので、外科手術で局所切除をすべきだと考えられています。
切除をした後の病理検査は、とても重要となります。
2cmを上回るカロチノイドは、大腸癌と同様に根治手術が行われるようです。
直腸カルチノイドの治療では、TEM(経肛門的内視鏡下マイクロサージェリー)という手術法も有効だと言われています。
これは、お腹を開かなくても、肛門から直腸の奥深くまで届き、顕微鏡を見ながら正確な手術ができるという方法です。
筋肉も含めてカルチノイドを完全に切除し、縫合もキレイにできるようです。